ウルティマオンラインの家売買

例えばウルティマオンラインでは、ゲーム内資産がサービス開始3年頃から問題になりはじめた。UOでは、家をゲーム内で建てられることができるが、ゲーム内の世界のマップに建てるシステムで、建てられる場所と建てられない場所があり、新参プレイヤーになると、もう土地がなくて、ゲーム内マネーがあっても家が建てられない状態になったのだ。すると、どういう事が起きるか?お金を出してでも入手したいというプレイヤーが出てくる。また、ゲームを引退しようと考えているプレイヤーも、ゲーム内で手に入れた資産をうまくお金に変えられればと考える。そこで、リアルマネートレード(RMT)が発生した。

開発元であるオリジンも、運営元であるEAも、もちろん売買行為認めない。禁止処分をしたようだが、アメリカで裁判になった。裁判の争点になったのは、ゲーム内の仮想資産は資産として認められるかである。結果的に資産として認められるという判決が下り、RMTを公式に認めざるを得ない状態になった。ソースは失念したので定かではないが・・・。

その背景には、詐欺が横行したこともある。UOはシステム上、悪人になりきって犯罪行為を繰り返すことが出来るシステムが組まれている。その最たる例は、97年のベータテストの時に、ゲーム内で、ゲームマスターが、プレイヤーに殺されるという事件があった。その犯人はもちろんバンされたようだが。(ソース:http://www.jgnn.com/uo/bk/18nikkiS/uohistory.htm)つまり、ゲームマスターであろうとも、ゲームのルールに縛られているのだ。もちろん、だんだんペナルティが大きくなってきたが。(一部を除く町に入れない、支援を受けられないなど)で、ここでいう詐欺とは、例えばお金を渡しに行ったらそのキャラが殺されて家の鍵を奪われるとか、振り込んだはずなのに、とんずらされたとかである。また、クライアントやサーバーソフトは御世辞にも質がいいものとは言えず、強制終了はもちろんのこと、同じアイテムがなんども拾えたりするバグなどがあり、非常に不安定だった。で、偶然相手が落ちるというパターンもあった。

ちなみに、ゲーム内資産がどれくらいで取引できたかというと、家の場合20万ぐらいいったようだ。実際、同じ大学のそういうRMTをやっている人に話しかけた(確か2003年の夏)ら、「いやぁ、昼夜逆転しちゃったけど、RMTで普通に30万近く稼げちゃうから、普通に、生活費とか学費とか自分でまかなえちゃうねぇ」なんて言われた。さすがに引いたぞ。💧

ともあれ、それだけの資産があるとみなされたわけだ。