-Wow I must cfnoses you make some very trenchant points.
+#navi(../)
+*ModChipの歴史 [#v1fda1bd]
+ModChipが一躍有名になったのは、2000年頃のこと。当時CD-Rドライブ、メディア価格の暴落により、CDのコピーが、今までマニア、オタクだけのものだったのが、一般の人にも広く知れ渡るようになり、当然データーのコピーだけならば、PSのゲームソフトにおいても可能になった。(もちろんセガサターン向けのものもあった)
 
+しかし、当然PSにはコピー対策として、ディスクのある領域(CD-Rの場合、ディスクの記憶容量などがかかれているらしい)にある文字列を書き込んであり、そこを参照することで、正規のものかそうでないかを判別していた。このため、通常のPSではコピーしたゲームソフトを走らせることはできなかった。
+じゃあ、最初からライセンスが書きまれているのならいいのでは?実際、TDKからそういう用途のCD-Rが少数出ていたようではあるが、詳細は不明だ。(白地のケースに右下に75minと書かれていたような)
 
+当然、CD-RではなくプレスによってコピーされたPSのディスクは改造なしで動いてしまっていた。自分が見た海賊版のROMは、確か鉄拳のROMだったと思う。PS版なのにセカサターンのCDのようにレーベル面の下に半円があり、セガサターンの場合SegaSaturnのロゴが入っているが、その海賊版のCDには代わりにPlayStationと書かれているというデザインだった。その海賊版CDの裏面は、当然は黒色ではなく銀色。この海賊版のPSのディスクは、改造なしで実際走ってしまっていたわけだ。
 
+ただ、これで走ったものは海賊版であって、コピーCDではない。そこで、以下のコピーCDを動作させる方法が、立案された。
+-正規のCDを読み込ませた後で、コピーCDと交換する
+-拡張端子から本体にハッキングをかける
+-CDを読み取る部分に干渉し正規のものと認識させる
 
+このうち、一番上の方法は、古くからよく使われていた方法だが、タイミングが難しく本体を破損する可能性があった。そこで、「ゲームが起動したら、ディスクの回転を止めるように本体に命令を送る」という手段が使われるようになった。これが2番目である。この拡張端子には既に、プロアクションリプレイなどといったチートツールが出ていたため、法律施行後も「ディスクの回転を止めるプロアクションリプレイ」として至る所で売られていた。未確認ながら、専用のものを使わなくても、既に広く流通していた通常のプロアクションリプレイでも可能だったという話もある。「黄金軸」と呼ばれるバネを本体のディスクカバーの開閉検出穴に取り付けて、「カバーが閉まっている」認識させていた。これが転じて、DQN発言を繰り返す厨房を「黄金厨」と呼ぶスラングも生まれた。
 
+3番目の方法がModChipを語る上で一番重要だろう。上記の方法では、ただ単純にコピーCDを起動できるだけで、Beatmaniaのような、ディスクを交換するゲームソフトでは、使えないという欠点があった。そこで、いっそ正規のCDを読み取った時に読み込まれる文字列をPIC回路で送ればいいという事になった。そこで出来たのが、ModChipである。それにしても、Beatmaniaは、当時うまい商売だなぁと考えたものである。CDの容量の問題を逆手にとって交換前提にし、追加ディスクの価格を抑えてたわけだし。
 
+いくつか種類はあったが、基本的な性質はどれも、「ディスクロード時に本体に正規のCDが読み込まれたときの文字列を送る」というきわめてシンプルなものだった。そのために、必要になる機材は、わずか100円に満たないPIC回路と、ROMライターだけで、少しでも電子回路の知識があれば、だれにでも可能なものだった。当時は、不正アクセス禁止法施行前で、このチップは、だいたい3000円程度で秋葉原で売られていた。なお、自分は学校が理工系ということもあり、そういった機材が普通にあったので、大量生産し配ってた学生が結構いたものである。
 
+もちろん、SCEIも黙ってはいない。この当時のModChipは、先ほどの文字列を本体が起動したときに常時送っていたため、ソフトウェア側でその文字列が送られているかどうかをチェックし、もしもその文字列が送られていた場合、非正規とみなし終了させるようにした。このとき表示される画面は、赤い手と一緒に「コピーです」という警告文が表示されていたため「レッドハンドプロテクト」(通称RHP)と呼ばれるようになった。
 
+このプロテクトの試行により、多くの改造PSで正規のゲームを走らせることもできなくなったばかりでなく、一部のロットでは未改造でもこの画面が表示されるようになってしまった。
 
+しかし、すぐに回避策がとられた。
+-プロアクションリプレイで、RHPを走らせているプログラムそのものに干渉
+-スイッチを取り付けて、ソフト認識後ModChipの電源を切る
+-信号を送る期間をModChip側で調整
 
+これにより、事実上全てのコピーCDを走らせることが可能になった。その後SCPH-7500あたりでは背面の拡張端子が消えてしまっていたが、すぐにその拡張端子を作るキットが売られていた。(PS Oneの時代になっても、この端子は含まれていたようである)他にもいくつか種類があったようだが、自分は確認していない。
 
+また、独自に移植した非公式アプリのギャルゲーなども、コミケや秋葉原の露天商などで流通したようである。しかしながら、PSの解像度は320x240と低く、またディスクのロード時間などの問題もあったためさほど話題にはならなかった。(ものによっては、縦の解像度を間引きしているものもあった)
 
 
+PS2の時代になると、使われているパーツ類はほとんどがカスタムチップで占められており、改造は困難かとされた。当時のゲームラボを読んでみると、ケーブルでぐしゃぐしゃになったPS2が写真に写っていた。で記事には「お堅いマシンです」と。ところが、PS2発表翌年、本体に1本の線をはんだ付けし、USBポートに青箱と呼ばれるチップをつけることで、PSのソフトのコピーを走らせることができるようになった。これは、通称[[USB MOD>http://www.bekkoame.ne.jp/i/s950794/wisdom/w25.html]]と呼ばれ、秋葉原の露天商で3000円ぐらいで見かけた。しかし、PS2のソフトを走らせるまでには至らなかった。
 
+ところが、PS2Linuxユニットの発表は予想外の事態を巻き起こした。PS2用の自作ソフトの開発ができるようになったのはもちろんだが、初期のPS2では、メモリーカードからゲームソフトを起動する脆弱性があった。この性質を利用してメモリーカードになんらかのブートローダーを入れることでコピーソフトを走らせることができるようになった。この方法は、メモカブートと呼ばれ、対策が取られるSCPH-55000あたりまで可能だった。別名Dev.olutionとも呼ばれる。
 
+しかしながら
+-別途プロアクションリプレイなどでコードを走らせていなければならなかった
+-ディスク交換の手間がかかり、確実なものではなかった
+-DVDの規格そのものにかけられたプロテクト(dvd decrypterの登場により案外あっという間に割られたが)
+-肝心のDVDレコーダー、メディアともに高価
 
+等の理由からほとんど話題になることはなかった。(実際DVDメディアの価格がCD-R並みに落ちてきたのは2003年末の事である)
 
+そんななか、海外で、PS2本体を解析しコピーソフトを走らせる事に成功した人が現れた。そのために本体の配線の1本1本をシンクロスコープで波形を観測したらしい。(記憶が定かではないため補充希望)
 
+それ以降のことはあまりよくわからない。というのはファイナルファンタジー11にはまり、オフゲーそのものへの興味が薄れてしまったからである。これから先の内容はあとになって知ったことである。どこのメーカーが最初にModChipをだしたか知らないが、中国の香港あたりだろう。ただし、コアとなっているソースは、NDSのマジコンのように、どこも同一だと聞いた。
 
+*PS2の時代のModChip [#p601d180]
+PS時代のModChipと異なり、PS2のModChipはActelなどといった&tooltip(ASIC){Application Specific Integrated Circuit};が多く使われている。これらのModChipは機能に差こそあれ、内部にメモリも内装しており、ただ単純にコピーCDを走らせるだけでなく、ファームウェアを書き換えることで、新しいプロテクトがかかっても対処できるような設計が多かった。あと、特徴的なのが配線の多さ。10本以上のワイヤを繋げなければならなかった。
 
+当然、Sonyも黙ってはいない。裁判を起こした。しかし、[[「PS2用の改造チップは著作権侵害にあたらず」--豪裁判所が判断>http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20088432,00.htm]]との判決が出ていることで弾けなかった。この時代のModChipの特徴として単にバックアップしたゲームを走らせるだけでなく、PS2をDivXなどの動画プレイヤーとして使ったり、古いゲーム機のエミュレーターとして使ったりする目的も入っていたためである。
 
+#amazon(B0015F618Y,left)
+しかし、PS2のModChipはさほど話題にならなかった。配線が大変という問題以外に、ディスクで起動するプロアクションリプレイお登場である。いかなるゲーム機に置いても一番最初に当たる問題が、どのようにして正規のディスクであるかをゲーム機側が認めさせるかという事である。つまり、ゲーム機がディスクを認識できなければダメなのである。しかし、このプロアクションリプレイは、ブートで来てしまうばかりか、その名のとおり、あとで起動するゲームソフトにメモリパッチを当てた状態をキープしてしまうのだ。PS2用のプロアクションリプレイが発売されたのはファイナルファンタジー10が発売されてしばらくたったあたりだったと思う。いったいPS2のメモリ管理って一体・・・。言い換えると、非正規ソフトでもブートできる手段が見つかったことで、SwapMagicのようなツールが発表されるのは時間の問題だったであろう。
+#amazon(,clear)
 
 
+#amazon(B001HYLW4Q,right)
+まったくPSの黄金軸の時代と変わってない・・・。SwapMagicのディスクを入れて、しばらくしたらディスクを交換するだけ。(もっとも、この交換する際にディスクトレイが開いてないと本体側に認識させなければならなかったため、SwapMagic同封のSlideKeyのような特殊な工具が必要だったが)しかも、本体を改造しているわけではないし、SwapMagic自体「起動してディスクの回転を止めるユーティリティー」でしかないため、不正アクセス禁止法施行では裁けない。結果かなり出回るようになった。ちなみに、SwapMagicの中身はメモカブートでゲームを起動するプログラムがほとんど変更されてないまま入っていたらしい。そのくせ、SwapMacgicのディスクそのものにはメチャクチャなプロテクトがかかっており、コピーできないようになっていた。(裏面を見るとレコードのようにギャップだらけのトラックが目視できた)まぁ、SwapMagicがコピーできたからといって肝心のブートする部分はコピーできないハズなんだが・・・。だいたい、1400円ぐらいから売られていたと思う。
 
+#amazon(B0026EW4RU,left)
+この他HDLoaderなどPS2のハードディスクからゲームを起動というものもあるが、ここでは割愛する。(もう、ModChip/PS2で紹介しているし)ちなみに、左のHDAdvanceは、初期型PS2のような外に付けるタイプのHDDのPS2や、薄型PS2では使えないので注意。
+#amazon(,clear)
 
 
+この時代はカオスだった。DSの世界ではR4というマジコンが大流行。地方の普通のパソコンショップや電化製品の店でも売られていた。しかも、ROMイメージは、Googleの検索能力の向上からか簡単にダウンロードできた。GBAの時代からそうではあるが、なぜか発売日前のゲームソフトのイメージが出まわることは日常茶飯事だし、雑誌は雑誌で今までゲームラボにしか書いてないようなアンダーグラウンドな内容の記事が、堂々と書店の目立つ場所で大量に売られていた。これじゃあ、モラルハザード起こしてもおかしくない。おそらく、DVDのリッピングをする要領だったんだろうなぁ。
 
+マジコンに関しては、専門のサイトはいくらでもあるので、ここで言及するほどの話題ではないだろう。
 
+*自分で修理 [#sc6e9608]
+改造したゲーム機が壊れたときどうするか?これはPSの時代から問題になってた。PSといい、PS2といいレンズの耐久性が低く3年目ぐらいでディスクの読み取りがだんだん悪くなり、クリーニングした程度では治らないことがよくあった。かといって修理にだそうものならとっくに無償修理期間過ぎているので1万円近くの出費を強いられることになる。(参考:[[修理料金 - PlayStation®>2http://www.jp.playstation.com/support/ps2/repair/charge.html]]しかたなしに、横にして起動したりひっくり返して起動したりすると一時的だが安定する。それでなんとか延命していたが、PS2の時代からか自分で修理することが話題になってきた。
 
+Devineoなどの海外の通販サイトでは、PS2用のレンズユニットが送料込みでも5千円ぐらいで手に入った。多くが互換品だったが、後のモデルになるに従って正規品のおそらく横流し品も流通するようになってきた。これならば、半額で治せる。当時は、海外通販しかなかったが、今は秋葉原のドラゴンコンピューターなどで、若干高いものの購入可能である。
 
+*ケースMod [#a92cbc5c]
+#amazon(B004CDLAM8,right)
+自分で修理した人は次になにをするか?どうせ保証がきかないのでやりたい放題である。ケースModというものに手を出すようになる。よくあるのが透明のケースに交換で、ゲーム機のガワをまるまるスケルトンやクローム色のものに交換するのだ。ケースMod自体は、PSの時代や、もっとさかのぼるとN64のものなどがあったが、広く知れ渡るようになったのは明らかにPS2の時代からである。
 
+それだけレンズが良く壊れたということでもあるだろう。有名なカスタムケースのメーカーは、XCMとGohostcaseあたりだろう。これらのケースにはSwapMagicをより使いやすくするための工夫がしてあり、ディスクトレイを無理やり引っ張らなくてもディスクが交換できるFlipTopと呼ばれる機構が付いている。また、ノンブランド品は、Sonyのモールドを流用したものもあり、そちらのほうが違和感がないと思う。
 
+商標権などの問題からか国内にはあまり出まわらないが、海外ではひとつのジャンルを築いており中にはSonyのロゴが入ったコピー品も出回っている。こういったケースModの一番のメリットは、新品同様にできるところと、自分だけのオリジナルゲーム機ができるところであろう。[[Divineo>http://www.divineo.cn/]]や[[DealExtreame>http://www.dealextream.com/]]、[[FocialPrice>http://www.focalprice.com/]]あたりで注文してみてはいかがだろうか?(いずれも、中国の香港。製造は&ruby(深セン){深圳};のようだ)なお、中国から注文で申し込むと、最大1ヶ月半かかる。(税関を抜けるのに時間がかかる)とくに、年末年始や旧正月の時期は遅れるので注意。
 P:"220.216.49.88" TIME:"2011-12-21(<abbr class="week_day" title="水曜日">水</abbr>)16:50:24" REFERER:"http://dempa.logue.be/?cmd=edit&amp;page=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E9%BB%92%E6%AD%B4%E5%8F%B2%2FModChip" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; rv:8.0) Gecko/20100101 Firefox/8.0"